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イノバビジョン製カラコン33ブランドが自主回収、過去三年で最大規模で安全性に問題なし

イノバビジョン製カラコン33ブランドが自主回収、過去三年で最大規模で安全性に問題なし

回収概要と問い合わせ先と該当レンズについて

イノバビジョン社製のカラーコンタクトレンズにおいて、承認書に記載されていないUV吸収剤が使用されている製品がある事が判明し、自主回収される事となりました。UV吸収剤の安全性は確認しており、製品の品質に問題はなく、健康被害報告の事実はないということです。回収の対象製品、回収方法については下記お問い合わせ下さい。

自主回収に関するお問い合わせ先

  • TEL: 0120-316-475
  • 受付時間 9時~18時(土・日・祝日を除く)

該当レンズ詳細

イノバビジョンホームページをご覧ください。

注意点

該当のカラーコンタクトレンズを購入したショップ、ならびに、パッケージ裏の販売元/発売元と記載されいている会社に連絡しても、回収の対応はできないということです。必ず、上記のイノバビジョン社にご連絡下さい。

回収理由 ~「承認書に記載されていないUV吸収剤が使用されている」の何が問題なのか~

カラーコンタクトレンズは国が製造許可を与えることで初めて日本向け製品を製造できるように、管理・監督されている医療機器です。(ネットで海外直送で買える商品はこの規制・管理の枠組みをかいくぐっているグレーゾーンの製品という点には注意)

そのため、国に許可をもらうためにスペックや原材料を記した「承認書」を提出して、その内容を国が委託している管理団体が確認し、製造を許可を与えます。なにか悪いものが入っていないか、適正なスペックなのか、予め確認されているんですね。

しかし、該当のイノバビジョン製のレンズは、「承認書」に記載していなかった、記載されていないUV吸収剤を使用してしまっていたということがました。健康被害が起きるものでなくとも、国が定めた管理体制上のルール違反になりますので、一旦回収しなくてはいけなくなったんですね。

健康被害について

上記の通り、該当のUV吸収剤(紫外線を吸収する素材)が健康被害を与えることはないそうです。

そもそも、最近のコンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズはUV吸収剤をいれるのがトレンドなので、多くの製品で様々なUV吸収剤が使用されるようなってきているのです。

ユーザー目線で行くとUV吸収剤は入っていてほしいのですが、しっかりと国の管理ルールを守って実現するには、既存のUV吸収剤を承認書に記載していない製品であれば、別途新しい「承認書」を提出して、新しく認可を受ける必要があったんですね。

今回の回収対象製品は商品名/ブランド名にして約33種類にのぼる

各ブランドの中でも、色や製造番号(LOT番号)で回収対象かどうか異なるので、回収を希望する場合は必ずイノバビジョンホームページをご覧頂きたいのですが、回収の規模感を確認して頂くために簡単にまとめましたので、ご確認ください。

以下の通り、

  • 約33ブランド/シリーズ
  • 約400万箱

が影響を受けてしまうことになりました。

ブランド名(カナ) 販売名 回収対象数
ファンキーホイップワンデー アイラックスイノバ・カラーメーカー1DAY 148224個
ファンキーホイップワンデー アイラックスイノバ・プラノカラーメーカー1DAY 93648個
アルティメットインパクト アイラックスイノバ 15829個
ファンキーホイップ、ファンキーホイップパンチ アイラックスイノバ 558890個
フローラM アイラックスイノバ・カラーメーカー 161,127箱
エンジェルアイズ アイラックスイノバ・カラーメーカー 31,852箱
ジュエラブ アイラックスイノバ・カラーノバ 205,339個
ブリリアントカラー アイラックスイノバ・ディスコン 45,128個
パローネ アイラックスイノバ・ディスコン 8,788個
プリンセスカラーオプティカルEX アイラックスイノバ・ディスコン 14,988個
エレナジーアイズ アイラックスイノバ・スーパーオーツー 14,988個
プリメ アイラックスイノバ・デイビュー 126,385個
セレブリティーアイズ エクセレント アイラックスイノバ・プライム 231,807個
プリンセスカラーオプティカル アイラックスイノバ・プリンセス 29,040個
ミニキャンディーマジック アイラックスイノバ・キャンディ 163,628個
ジョイポップ アイラックスイノバ・ガーデン 287,470個
ジョイポップフィリー アイラックスイノバ・ガーデン 122,129個
デュアルカラー アイラックスイノバ・デュアルカラー 121,311個
アンコンプラス アイラックスイノバ・モイスト 53,560個
ハローミー アイラックスイノバ・デコ 282,515個
シェリエ アイラックスイノバ・ライズ 323,821個
モテコン アイラックスイノバ・コンフォート 310,605個
パラカラ プラチナム アイラックスイノバ・ピュア 398,861個
アイレンズクリーム アイラックスイノバ・ナチュラル 31,860個
ガクトアイズ アイラックスイノバ・フリーダム 27,541個
アネコン アイラックスイノバ・キュート 82,621個
メルベル アイラックスイノバ・パッション 47,000個
ピンキーハート アイラックスイノバ・ピンキー 87,618個
ユーカ365 アイラックスイノバ・ブライト 43,540個
アレグロ アイラックスイノバ・コローレ 148,455個
ヴィーナスアイズワンイヤー アイラックスイノバ・クイーン 8,226箱
ラブホリック アイラックスイノバ・ハーモニー 174,463個
ジョイポップリッチ アイラックスイノバ・カラー2WEEKS 47,920個
エンジェルアイズ2week アイラックスイノバ・カラーメーカー2WEEKS 47,772個

※ ブランド数のカウントは上記の通り、ファンキーホイップワンデーについて販売名が別のものを同一ブランドとした場合、33ブランドとなる。

過去3年間の回収の中で最大規模の回収に

それでは、今回の自主回収はどのくらいの規模だったのか、気になったので少し調べてみました。

PMDAという独立行政法人で医療機器の回収情報を確認することができるのですが、こちらでコンタクトレンズの自主回収情報を確認すると以下のようにまとめることができます。

製販 販売名 回収開始年月日 箱数/枚数
Innova Vision 株式会社 商品名ベースで約33種類 平成27年4月13日 4271931箱
株式会社シンシア セレクトフェアリー 平成26年11月26日 8310箱
PIA株式会社 ワンデーツッティアルファ 平成26年10月9日 239542箱
クーパービジョン・ジャパン株式会社 メニコン1DAY(トーリック) 平成26年3月5日 115箱
株式会社日本オプティカル ノプト2Weeks 平成26年1月20日 420箱
東レ株式会社 ブレス・オー 平成25年12月13日 10枚
株式会社シード シード1dayPure UP 平成25年9月19日 2399箱
Euro Vision株式会社 ユーロ・ワンデー、ユーカワンデークリア 平成26年2月6日 395500枚
株式会社シンシア フェアリー ワンデー 平成25年11月20日 330箱

こちらを見てお分かりの通り、枚数換算しても、今回のイノバビジョンの自主回収は、該当枚数が400万枚を超え、市場価格ベースで概算しても約80億程度で、過去三年で最大規模になっていると考えられます。

それまで過去三年で最大だったEuro Vision社でも40万枚で、こちらはワンデーレンズなので、30枚入り1箱換算で13万箱、1箱1500円程度で販売されていたと考えられますので、金額にして約2億円規模です。一方、今回のイノバビジョン社の場合、1箱2000円程度で販売されていたと考えられますので、金額換算で約80億円規模と考えられます。

コンタクトレンズの回収は販売店に残っていることも多く、また、ユーザーも利用してしまった後で、実際に返品される数も該当の数量よりも大きく下回るとと思われますが、それにしてもイノバビジョン社に与える損失はかなりの規模となると思われますので、会社の存続が気になります。

細かいQ&A

ちなみに、イノバビジョンのホームページや、実際の該当レンズのパッケージをみていると以下の疑問を感じると思いますので、解説します。

  • 「販売名」というのと「ブランド名/商品名」が違うのはなぜ?
  • パッケージ裏には、製造販売元と、販売元(発売元)が記載されいるけど、違いは?

コンタクトレンズは、

  • 厚生労働省で管理するための「販売名」
  • 一般ユーザーに販売するための「商品名」

を別に決めることができるんです。「販売名」は製造販売元が決めて、「商品名」は販売元/発売元が決めて、という別々の名称をつけることがよくあります。

そして、製造販売元と販売元/発売元には以下のような違いがあります。

  • 「製造販売元」は、製品の品質に責任を持つ会社で、今回の回収のような対応は製造販売元が行います
  • 「販売元/発売元」は、在庫を抱えて商品名/パッケージ/イメージ/レンズデザイン決めたり宣伝や実際の販売を行います

J&Jやボシュロムなどクリアレンズ大手は両者を両方とも担当していますが、カラーコンタクトレンズは別々の会社が担当するケースが多いです。詳しくは、『え?!カラコンのパッケージの表の商品名と裏の販売名が違うんですけど?』という記事をご覧ください。

この記事を書いた人
カラコン通販サイト店長
カラコン通販サイト店長カラコンおじさん
カラコン通販サイト「アイカラット」の店長をしています。コンタクトレンズ販売営業管理者。カラコンの存在を知ってから、ついつい女の子の眼をじっと見るようなクセがつきましたw 最近、好きなカラコンはレヴィアワンデーペールミラージュです。

公開日:  最終更新日:2015/07/31

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